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2010年10月22日 (金)

オーディオ修理3モデル その3

3台目:

SONY RSP-P2050というプロ用ジャンボアンプ400W+400W(4Ω)で30kgという腰痛促進アンプだ。

中にトロイダルトランス4個(L/R×±)と15000μF100Vのブロックケミコンが鎮座ましましている。げーっ、重い!

指摘問題:残留ノイズが気になるのでなんとかならないか、というもの。

確かに聴いてみると120Hzのジー音でハム成分である。PA用ならこのぐらい規格内ではあるまいか。

修理でなく、性能向上のための改造だ。

アンプ入力端をショートしてみるときわめて静寂でアンプの水準は高いことがわかる。入力にいたる配線系でハムノイズを拾っていることになる。

入力系なんて簡単なはずと思ったが、とんでもない。リアパネルにRCA入力とXLR(キャノン)端子があり、平衡/不平衡切り替えスイッチがあり、なおかつステレオ/モノ切り替えスイッチがあり、前面パネルのアッテネーターへシールド線が行きつ戻りつして、網線側をグラウンドに落とすか浮かせるかでループになるのを防いでいるが、もう配線構造のわけがわからん。

ATTを絞りきった残留ノイズですでにハム音が聴こえるので、シールド線がワンターンコイルを形成し、ハム磁束を拾っているのではないかと思われた。

念のため、銅板を用意して、アッテネータをすっぽり囲むシールドケースを作ってアッテネータにかぶせ、アースしてみたが、まったく効果なし。やはり磁束がどこか配線ループを貫いている。

考えあぐねて2日、ついにアイデアがひらめいた。ATTの出力ラインにワンターンコイルをあえて挿入して磁束を拾わせ、逆相で打ち消してやろうというもの。これがぴたり効果テキメンで、c最小点を探すと、すっとノイズが消える。

調子に乗って隣のチャンネルも同様に試みたが、こちらは効果がないようだった。そのとき、偶然にシールド線を動かすとノイズ量が変化することを発見し、そのシールド線を見極め、最小ノイズ経路を探し出して、バインダーで固定した。

この2つの改善策で4~6dB程度SNが向上したように思う。

バンザイ!達成感あるなあ、脳内麻薬ホルモンがたっぷり出ます。

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