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2010年10月22日 (金)

オーディオ修理3モデル その2

2台目:STUDER A-779というスイス製のプロ用ミキサーアンプ

これも2回目:一回目はヒューズが飛んだようだ、とのことだった。

 電源2次側のAC1Aヒューズが2本切れている。電源基板のコネクタがはずれて相手基板のグラウンドパターンに当たり、こすった様子がある。

電源基板はずしたまま、電源入れたでしょ?と依頼者に聞くと、そうかもしれない、ということだったので、ヒューズだけ交換して動作確認して返却した。

1ヶ月ぐらいして再発、しかも過大入力時、(ボリウム上げたままプラグ抜き差しなど)、ピークインジケータが振り切れて、ヒューズも飛んだ、というもの。

たしかにヒューズは切れているが、過大入力で電源電流が増えるのか???全段A級動作しているはずだから電源電流は信号レベルと無関係で一定のはずだ。もともとヒューズ容量が小さすぎるのではないか・・・。

さらに今回は前回と違うところは、ミキサ本体下に拡張ユニットが付いており、そこへもコネクタで電源供給していることだった。拡張ユニットまで電源供給するとヒューズ容量に余裕がないのかもしれない。

安易にヒューズ容量をアップするのはタブーであるが、それなら、ということで電源ラインに電流リミッターを挿入することを思いつき、電源部を調べると、なんとLM317Tという1.5Aの電流リミッター付き可変3端子レギュレーターがついているではないか!ということは1A以上1.5A以下でヒューズが切れたということになる。

DC電流と、ACライン導通角電流との違いはあるが積分すれば同じだと見てよいだろう・・・・。

そこで、はっ!と気がついたのはレベルメーターがLED24ドット+ピークインジケータ1個=合計25個/chで左右で50個のLEDを点灯させるということは信号レベルと電源電流が比例することになる。LED1個に10mA流しても500mAだ。これでは他のオペアンプ回路への電流供給も考えると容量不足であろう。

おお、そういうことか!

それなら2Aヒューズを入れても電流リミッターが働くのでヒューズ切れには至らないはずだ。もともと負荷ショートのような過電流レベルには電流リミッターが厳密に働くはずだ。

ということで、ヒューズを2Aに交換して、過大入力を30秒ぐらい入れてもびくともしないことがわかった。

これにて1件落着。

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